2014年冬号(2014年12月発行)
アニメ創世記から、作品の主題歌は番組を見る子供たちにとって、日々の生活で口ずさむ歌のひとつになっていた。子供のころに覚えたアニメの主題歌を、20〜30年経った今でも、ほとんどの人が歌えると言っても過言ではないだろう。鉄腕アトムから半世紀が過ぎた昨今、アニメにおける音楽はビジネス面でも重要度を増し、かつ、音楽自体をテーマにした作品も多数登場するようになってきている。その裏側はどのようになっているのか? そして、音楽業界はこの現状や未来をどのような目で見ているのか? アニメ ビジエンスが検証する。
第6号表紙は、山田章博氏が描く「デビルマン」です!
・アニメと共に歩み、一歩先を行く音楽──そこに見出す可能性
・音楽著作権事情の現在形 音楽出版社の考えるアニメ音楽の未来とは?
【「JOYSOUND」――小林拓人氏】
・アニメと音楽、その表裏一体 〜日本アニメ成長期から今に至る“アニソン”の歩み〜
【「JAM Project」――井上俊次氏】
【劇伴『EAT-MAN』――梶浦由記氏】
・アニメから音楽への接近はいかに行われるか?
【劇伴『シティハンター』――諏訪道彦氏】
【劇伴『マクロスF』―佐々木史朗氏】
・グッドスマイルカンパニー:安藝貴範社長/ ウルトラスーパーピクチャーズ:松浦裕暁社長 インタビュー
・アニメ創世記から現在までのアニソンを傾向別に分析
・国内のTVアニメ、劇場用アニメ、OVAのデータを掲載
・クリエイターズVOICE:辻 真先(脚本家・ミステリー作家)
・Check it out クリエイティブ・スタジオ:ディー・エル・イー
・アニメソムリエ・スワッチ(*1)の業界見聞録:家庭教師のトライ
・弁護士・福井健策の著作権と法務とアニメ
・丸山正雄(*2)のアニメバカ一代記
・クールジャパンを追う!:クールジャパン機構がTokyo Otaku Modeに投資を決めた理由とは?
*1:読売テレビ/プロデューサー・諏訪道彦
*2:マッドハウス/元社長