アニメビジエンス Vol.07

2015年春号(2015年4月14日発送開始予定)

これまでのアニメ ビジエンス誌でも掲載してきたとおり、1980年代半ばのOVAに端を発する“パッケージ販売”ビジネスは、昨今、厳しい局面にあり、それを主の収益源とすることが難しい時代となってきている。そんな中で、衰えないどころか、まだまだ伸びしろのある分野がある。アニメ作品をベースにしたステージやミュージカルである。TV画面の向こう側にあるキャラクターではなく、リアルな役者とファンが直接対面できる“場”は常に盛況を誇り、ファンの期待度も大きい。その現状、そして今後の展望をアニメ ビジエンスが追う!
第7号の表紙は、村田蓮爾氏が描く「クリィーミーマミ」です!

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巻頭特集

アニメコンテンツビジネスの救世主たるか!? ファンが熱狂するステージ&ミュージカル

・「舞台化」がコンテンツに新たな命を吹き込む
 【ミュージカル「銀河英雄伝説」──多賀英典氏・安達裕章氏】
 【ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」小佐野文雄氏】
・海外進出、イベント化、客層の拡大──産業としての急成長を目論む2.5次元ミュージカルビジネス
 【舞台「弱虫ペダル」中山晴喜氏・古川由隆氏】
・ミュージカルの興隆が意味するもの──迫られるアニメのマーケティングの逆転
・アニメ業界と2.5次元ミュージカル業界の好ましきギブ・アンド・テイクを求めて
・片岡義朗氏SPECIALインタビュー 新しいジャンル2.5次元ミュージカル そのビジネスの成長と懸念

インタビュー特集

出版社という枠組みを超えて

──KADOKAWA・DWANGO統合の本質を聞く 代表取締役社長 佐藤辰夫
・2014年に経営統合したKADOKAWAとDWANGOの企業戦略を、社長にインタビュー

データ特集

アニメ関連ステージ/ミュージカル化の歴史

・コミック・アニメ・ゲーム原作のステージ&ミュージカルを時系列で解説

アニビズデータバンク

2014年10月〜12月期

・国内のTVアニメ、劇場用アニメ、OVAのデータを掲載

連載

クリエイターズVOICE:荒木哲郎(アニメーション演出・監督)
Check it out クリエイティブ・スタジオ:スタジオコロリド
アニメソムリエ・スワッチ(*1)の業界見聞録:バンダイの食玩
弁護士・福井健策の著作権と法務とアニメ
丸山正雄(*2)のアニメバカ一代記
クールジャパンを追う!:①「MANGA議連」/②「SDI Media Group買収」

*1:読売テレビ/プロデューサー・諏訪道彦
*2:マッドハウス/元社長